こんにちは!
らいふコーチの川島です。
年度が変わり、
スタッフの異動があったり
新人の看護師が配属されたり、
リーダー看護師のあなたにとっては
どんな4か月でしたか?
今、病棟には
どんな空気が流れていますか?
スタッフもあなたも笑顔ですか?
病棟に温かい笑い声は
聞こえていますか?
あなたが新年度の初めに
想像していた8月ですか?
・・・・・・
ところで、
リーダー看護師のあなたは、
「効果的なリーダーシップとは!」
というテーマに
日頃から関心が高いと思います。
私も主任をしていましたが、
本屋に行っても
無意識に?
それとも潜在意識が?
「リーダーシップ」とついた本を
私に買わせるように働きかけました。
その名残りが本棚に並んでます。
さて、
効果的なリーダーシップとは?
ヒトではなく、
動物のリーダーシップに関する研究ですが、
おもしろい論文があったので紹介しますね。
集団で行動する鳥や魚、
ミツバチの一部には
「正しい知識を持ったリーダー」が
少数いることが知られています。
でも、そもそも鳥や魚たちは
誰が正しい知識を持っていると
識別するのでしょう?
私たち人間でも、
誰が正しい知識を持っているか
判断を誤ることがありませんか!?
コンピューターを使った研究によると、
集団における
「正しい知識を持った個体」の
割合が増えるほど、
群れは正しい進路を取るそうです。
まあ、これは当然ですよね!
ただ、人間社会では、
この当然がひっくり返るケースもあるように
思えますが、、、。
私がこの研究の中で
目から鱗のおもしろい!と思ったのは、
知識層のメンバーが
あまりにも正解に固執すると、
集団は分裂崩壊してしまうということです。
リーダーは確固たる意図を敢えて明示しないで、
ちょっと曖昧に行動する方が、
集団を正しい方向に導くことができる
ということでした。
うーん、深い。
・・・・・・
もちろん、
これは群れで行動する動物の研究ですが、
人間も社会的な動物です。
病院は患者様の生命に携わる職業であり、
リーダー看護師が曖昧に行動するのは
無理がありますよね。
でも、
部署や場面によっては、
リーダー看護師が
指示や助言をするのではなく、
コーチング的なリーダーシップを発揮したら
どんな効果があるのでしょう?
コーチングには
・相手の人の可能性を信じる
・その人に必要な答えは
その人の内側に存在している
という前提が存在します。
可能性とはその人の持てる力であり、
生きる力です。
潜在能力とも言えます。
その人にはそれをやり遂げる能力があり、
どのようにやるかという答えも
その人の内側に備わっています。
スタッフの話を傾聴、承認し、
そして質の高い質問をして
対話を重ねることで、
スタッフの内側にある想いや価値観を
引き出すのがリーダー看護師である
あなたのコーチング・リーダーシップです。
世界のトップコーチである
アンソニー・ロビンズは、
「質問の質が、人生の質を決める」
と言っています。
実は私は、小説やテレビ、映画、お芝居、
ペンなど身の回りの小物とか、
色んなモノを通して
内なる自分と対話して
素敵な気づきを得る達人です。
ちょっと意識したら、
私たちのまわりには
たくさんの気づき(質問)の種があります。
でも、今日はシンプルに質問です。
『あなたが看護師をする理由は何ですか?』