8月だから暑いのは当たり前かも知れませんが、
それでも、異常な暑さです。
私の家はクーラーがなく、
もっぱら扇風機が2台働いてます。
元看護師の私は、
夏になると暑かった病室を思い出します。
患者さんによったらクーラーが苦手で、
つけようとしない。
特に緩和ケア病棟は完全個室であり、
患者さんの思いを優先させるので、
まさか、看護師がケアで暑いから!
とは言えませんよね(;o;)
だから、
「あの病室に入ったら、頭がクラクラする」
という病室がありました。
私も暑いのが超苦手!!!
暑さで目が霞む~!
汗が目に染みる~!
口には出せないので
心の中で呟きながら、
サーフロ留置針を入れていたなあ。
懐かしさに浸ってます。
ところで、
新年度がスタートして8月ともなると、
新しいスタッフの性格とかこだわりなど
掴めてきてますよね。
リーダー看護師のあなたは、
新しいスタッフとどれくらい
コミュニケーションをとっていますか?
私は主任をしていた時、
手帳にその日に話した
スタッフの名前と時間を書いていました。
今日はIさんと3分
私から話しかける
みたいな。
どうしてか!?
お分かりの方もいると思うし、
やっている方もいるのではないかしら。
やっぱり主任も人間でして、
話しやすいスタッフ
意見を聞くと応えてくれるスタッフ
賛同してくれるスタッフ
すぐに行動するスタッフ
相性が合うスタッフ
等々、
無意識のうちに自分の目線で
相手を選んで、
自分の欲しい「解答」を得ようとしてました。
だから、
私が話しかけるスタッフに偏りが生じる。
スタッフも
「◯◯さんは、主任と気が合う!」
「お気に入り!」
と、思い込み?
いえいえ、私の言動が
スタッフへ思い込みを植え付けていました。
ただ、私がラッキーだったのは、
私の耳には届かないような
スタッフの声を拾い上げて、
私に気づかせてくれるスタッフがいたことです!
猛省した私は、
スタッフとのコミュニケーションを
『見える化』することにしました。
『見える化』恐るべし!
再度、猛省!!
挨拶はしていましたが、
ほとんどコミュニケーションをしていない
スタッフが数名いました。
傾向としては、
おとなしく存在感が乏しい。
病棟会でも、
ほとんど意見を言わない。
私は手帳と勤務表をにらめっこして、
翌日のコミュニケーションの計画を立てました。
同時に、話そうと考えているスタッフの
最近の良かったエピソードを
見つけておきました。
ほめる!ではなく、
良かったエピソードと
私の感じたことを伝えました。
あとは、聴くに徹する。
同じ5分話すにしても、
スピーチの5分は長い。
でも、マッチングやミラーリングで
気持ちよく聴いてもらいながら話す
5分は違います!
たかが5分
されど5分
5分、主任に話を聴いてもらうだけで、
スタッフは『承認欲求』が満たされ、
言葉にしないけど内に秘めていた
素敵な思いや考えを出すようになりました。
一人が変わると、
他の方が変わるのは時間が掛かりません。
もしかしたら一番変わったのは、
私だったかも知れません。
コーチングをしていると
『見える化』はよくやります。
数値に置き換えてみる。
付箋に書いてみる。
イメージを描いてみる。
さまざまな五感を活用して、
『見える化』すると
新たな気づきにつながりますよ!