私が見るに、
厳しめな意見かも知れませんが、
看護師には二種類います。
常に学ぶ姿勢を保ち
実践している人と、
経験則のみでやって向上心を忘れている人。
確かに患者さんの立場からすると、
愛嬌があって、
ナースコールを押したら
すぐに来てくれて、
文句も言わずに言うことを聞いてくれて、
注射が上手なら!
言うことはないのかも知れません。
実際、看護の手技のみなら、
器用な看護師の方が得かも知れません。
解剖学的なことを説明できなくても、
血管を見て・触れて、
スッと針を刺す。
私は若い頃から、
理屈で物事を考える人だったので、
周囲の看護師からすると
鬱陶しい存在だったと思います。
勉強が好き!
と大声では言いませんが、
やっぱり根拠とか理論、エビデンスなどには
弱かったですね。
追及するタイプ。
ただし、根を詰めてトコトンではなく、
サラーっとゆるく追及。
何故なら、私は看護師であって
研究者ではないからです。
単に自分が提供している看護という専門職に、
自信と安心感という付加価値を
つけたかっただけでした。
その為の知識でした。
知識
私の学習意欲は
知識欲を満たすものでした。
そして、その知識は
一夜漬けで蓄積されるものではなく、
地道に蓄積されると考えます。
実は、私はこれまで
一夜漬けをやったことがない、
という経歴の持ち主です。
自慢に聞こえたら
すみません!
中高生の時も看護学校の時も
テストの時期は分かってるので、
逆算して勉強開始の時期を決めてました。
と言うか、
中高生の時は大学入試
看護学校の時は国家試験
そこに焦点を合わせて、
数年のスパンで学習計画を立てる人でした。
つまり、
他の学生が迫り来るテストに慌てる頃には、
次の勉強を始めている!
可愛いげのない人でした。
実はこれには理由があります。
私は花粉症のため、
ちょうど受験の時期と花粉のピークが
重なるんです(((((((・・;)
そんな不幸から?
早めに行動に移すという
習慣化に繋がっていきました。
使えるものは
花粉症でも使います!
また、テストの前になると、
同級生が困ってよく電話をしてきました。
だから、同級生に説明をすることで
記憶が上書きされていくし、
交換条件のランチもありつけるし!
一石二鳥でした(^^)/
実際、看護師になってから重宝している
医療・看護の知識は、
看護学生の時代のものです。
その為、
看護師になってからは、
そこに専門知識を上書きしていきました。
看護師になっても周囲から
「よく勉強するね!勉強好きやろうー!」
と誉め言葉?を頂きました。
でも学習が習慣化している私は、
1日に5分でも
数頁、数行でも
本を読んだら、よし!
としていました。
私の習慣のハードルは
蚤
なみでした(^^)v
だから成功体験の連続。
それと、
絶対と思わない!
1週間とか長めのスパンでやる!
やれなくてもオッケー。
1週間の間に帳尻を合わす。
こんなにゆるい習慣ですが、
さすがに50年以上続けると
差が出ますね\(^^)/
最近は、『習慣化』とか『行動習慣』とか、
とにかく習慣が流行ですね。
『7つの習慣』とか超有名ですし、
『7つの習慣』の手帳版も出ています。
私も、しっかりと購入(^^)v
色んな習慣の本を読んでいて感じるのは、
習慣化が出来ないから
習慣化の本が売れる。
私という個人にピッタリの本は
なかなか無いものです。
それと習慣化するには、
やる気の持続力も大切です。
もし、リーダー看護師のあなたが
学習の習慣化が出来ないなら、
コーチをつけるのも一つの方法です。
コーチングで自分と対話し、
自分に合った習慣の方法を
見つける。
やる気が無くなる前に、
定期的にコーチングを受けて
やる気をチャージ!
そして、
自分で習慣化しながら、
あなた自身がスタッフへコーチング的な
リーダーシップを発揮して、
習慣化を促していくのも良いと考えます。
input と output を並行して行うことで、
バランスよく
色んな視座に立った、
実践的な習慣化が身に付くのでは
ないでしょうか。
もし、学習は苦手!
習慣化はもっと苦手!
と嘆いているリーダー看護師さん。
ぜひ!私と一緒に
習慣化を身に付けましょう!