セレンディピティとは、
英語でserendipity です。
偶然、嬉しいものを見つけ出すこと、
幸運に出会うこと。
またはその能力のこと。
つまり偶然の中から
幸福をつかまえる力です。
セレンディピティとは、
18世紀のイギリスの小説家である
ホレス・ウォルポールが生み出した造語です。
セレンディピティは
“セレンディップの3人の王子たち”
という童話から生まれた言葉です。
ウォルポールが幼少期に読んだこの童話は、
セレンディップ(現在のスリランカ)の王子達が、
旅の途中で予想外の発見をする物語です。
賢い王子たちは、
旅の目的とは関係無く、
彼らの優れた能力を発揮して、
有益な発見をしていくのです。
つまり賢い王子たちには、
変化に気付き、
新しい価値観を受け入れる力が
あったんですね!
世の中には実は幸運やチャンスの素が
たくさんあるんです。
幸運もチャンスも、
私たちの上に等しく降り注いでいます。
偶然の中の幸運やチャンスが、
まるでシャンパンシャワーのごとく(^^)v
あれ?
シャンパンシャワーと違ってたっけ?
よくプロ野球選手とかが
優勝したときに
シャンパン(と思うけど)をわざわざ振って
掛け合うやつ。
とにかく、
私たちの頭上には幸運やチャンスが
キラキラと降り注いでいる。
ただ、真昼の星みたいに
見えてない人も多い気がします。
この偶然が起きる場を用意するには、
現場で数多くの試行錯誤が必要です。
おっ!
私の座右の銘の「試行錯誤」です(*´∇`*)
そのことを前提として
偶然生じた反応を見落とさないことが肝要。
見落とさない能力が
大きな発見に繋がるのです。
「待っているだけの偶然」ではなく
「呼び寄せる偶然」。
偶然の中からとびきりの幸運をつかみとる力、
つまりセレンディピティを高めるには、
意識のアンテナを立てて、
チャンスの感度を高めておくことが大切!
ラジオだってアンテナの感度が鋭くないと、
単にうるさいだけですものね。
私は昔からアンテナを
張り巡らせることが好きでした。
何かあれば、つかんでやろう!
その為には、
瞬間力が必要だし、
高く飛ぶ筋力もいる。
何でもかんでも飛びついていたら、
本当のセレンディピティが頭の上を掠めても、
飛びつく馬力がない。
まるで、パンツのゴムが伸びて、
タルタルになったみたいな(;_;)/~~~
だから意識のアンテナの感度の精度を高め、
しっかりと膝を屈げて、
力を蓄えていました。
脳科学者の茂木健一郎氏は、
とある講演で以下のようにコメントしています。
セレンディピティに気づくためには
3つの A が大切です。
Action(行動)
Awareness(気付き)
Acceptance(受容)
新しい価値観を受け入れられるかどうかが重要で、
すでに知識や経験やスキルがないと、
出会ってもそれが
セレンディピティだとわからない。
ボーっと生きている人では
セレンディピティを生かせないのです。
私たちは1度成功率したり、
おいしい経験をすると
そこから離れられなくなります。
成功体験の奴隷みたいな。
自分のアイデアに固執せず、
柔軟な思考や新たな発見を
前向きに受け入れることによって
セレンディピティの恩恵を
受けることができるはずです。
偶然の発見を引き起こすための準備を
行わないとなりません。
このブログを読んでいるあなた(^^)/
「コーチング」に引き寄せられたのなら、
これはきっと必然的な偶然ですよ!
チャンスは心構えをした者の下に微笑む。
(ルイ・パスツール)