キャリア「career」の語源は
車両とか荷車にあるらしい。
昭和生まれの私の実家は、
兼業農家でして、
父はサラリーマン、
それ以外は農業をやってました。
あ、私は学生やってました。
祖父母が高齢となり、
母が農協勤めを始めると、
私が兼業となりました。
学校から帰ると、
リヤカーを引っ張ってハウスへ行って、
茄子とかきゅうりとか、
ちぎってきて箱詰めしてました。
手先が器用だったので、
多少、曲がったきゅうりも
キュッキュッと真っ直ぐにして、
キレイニ箱詰めするので、
市場に出荷しても高値でした。
そうかあ、
アルバイト経験はないけど、
私の仕事のキャリアは小学校から
始まってたんですね!
短大に入るまでリヤカーを引っ張っていたので、
8年はキャリアにカウントできます。
リヤカーから
幼い頃の思い出に飛んでしまいました。
つまり、キャリア「career」とは、
仕事人生という長い道のり、
様々なモノを得たり、
荷車に積み込んで、
時には落っことしたりしながら、
様々な思いを現在からゴールの未来に向かって、
ゴトゴトと轍を残しながら
進んでいくことなんですね。
深いし長くなった。
荷車の上には、
仕事の経験、業績、人脈、地位、
成功や失敗、知識とか目に見えたり、
測れるモノもあります。
また、価値観とか思い、信念、動機、
修羅場、感動みたいに
目には見えないけれど、
生きていくパワーとかエネルギーになる
モノもあります。
キャリアと聞くと、
職業生活のキャリアというイメージが
あるかもしれません。
キャリア・ウーマンとか。
でも最近は、単に職業のみでなく、
地域社会の市民として、
親として、子として、
それぞれの役割上でも、
様々な活動や経験、
知識の連鎖・蓄積が生まれており、
キャリアの捉え方が変化しているみたい。
私的には、キャリアとは、
生まれてから死ぬまでの長い?短い?
人生という道のりを
「こうありたいゴール」に向かって
生きていく為に
引っ張っているリヤカーに積んだ
麻袋みたいな(*´∇`*)
またしても、長くなった。
大きめの麻袋には、
知識とか経験、資格、技術とかが入ってます。
ちょっと小さめの麻袋には、人脈かな。
少ない。
他にも、行動特性・思考特性・態度や
習慣みたいな私の良い!悪い!クセとかの
麻袋が積んであります。
そして、大切に置かれた麻袋には、
私の「自分軸」とか「価値観」が入っています。
意気揚々と引っ張るリヤカーには、
「紆余曲折」とか「試行錯誤」
「七転八起」の幟(のぼり)がはためいてます(^^)v
私たちは人生の大半を
職業人として過ごします。
キャリアとか別に考えなくても
仕事はできます。
でも、職場を、自分達の人生を
より良いものにしようとするなら、
1度、キャリアについて考えてみるのも、
あり!ですよ\(^^)/
リーダー看護師さん!
業務が忙しくて、
そんなことを考える暇がない?
いえいえ、だからこそ、
うちなる自分と対話してみるのも、あり!