リーダー看護師さん!Be happy!

「心を開ける」職場が創れてますか!



心が開く

何かスタッフとの間に、
日本海溝とまでは言わないけど、
溝がある。


職場に一体感がない。


なんか職場に緊張感が漂っている。


そんなことは無いですか?


既に新人の看護師さんは、
病棟や外来など、
配属それた部署に馴染んできてることでしょう。


4月と比べてどうですか!


自然な笑顔で、
生き生きと働いていますか?


最初はぎこちなかった動きも、
随分とスムーズになって、
軽やかになってきてますか?


自分の意見や思いを、
先輩看護師に打ち明けていますか?


リーダー看護師のあなたに
心を開いていますか!


心を開く。


書くと簡単だけど、
そもそも、
心を開くとはどういうことか?


あなたにとって、
心を開ける状態とはどんな感じですか?


長らく同じ部署で働いていると、
スタッフにも業務にも慣れていて、
ルーチンの仕事だとリラックスして、
無意識にやっちゃってますよね。


目を瞑って注射は出来ないけど、
馴染んだ仕事なので、
失敗する危険性が低く、
あなたの無意識は慣れた業務を「安全」とみなして、
肩から力がほどよく抜けて
軽やかに看護業務をこなしています。


もちろん、
患者さんの生命を預かる看護の仕事なので、
安全には気を配っていますが、
リラックスしているので視野も広がり、
より素早くリスク管理もできます。


でも、新人の頃はどうでしたか?


結構、遡るので覚えてない?


それなら、
あなたが新しい部署に異動になった時は、
どうでしたか?


私は21年間、
看護師をやってましたが、
3~4年毎に異動がありました。


やっと業務も覚えて、
自分のペースで自律して動けだした!
と思うと異動。


最後には
「またかえ!!」
土佐弁か分からないけど、
叫んでたした(;o;)


急性期病棟から単身赴任で診療所。
診療所から外科・整形外科外来、手術室、
慢性期、緩和ケア、救急外来、、、。


看護業務とひとくくりで言っても、
部署が違うと、
モノの場所も分からない。


ローカルルールが意味不明。


人間関係もやり直し。


お昼を一緒に食べる人もいない。


緊張して肩に力が入るし、
それまで出来ていたことも失敗する。


スタッフは、私を経験者だからできる!
という目で見るけど、
こっちはそれがプレッシャー。


ミスしたらどうしよう。
何か言われたらどうしよう。


自分を守るために、
がっつりと重たい鎧で自分を防護。
(この鎧は何度お世話になったか)


私の潜在能力は自己防衛に使われるので、
仕事への集中力も欠け、
何か質問されても、
貧相な返答をしている自分に愕然(((((((・・;)


でも、一月もすると、
モノのある場所も分かるし、
何よりスタッフにも馴染んできて、
お昼を一緒に食べる仲間もできる、
リラックスして自分らしく仕事ができています。


随分と肩の力も抜けて、
何か聞かれても、
豊かな発想力が復活してる。


おー!
自分らしさが復活してきてるー!


自分の意見を聞いてもらったりすることで、
自分の存在承認がされ、
ますます、
いい感じに仕事をしています。


3月もすると、
まるで何年も前から
その部署にいたかのように
我が物顔で働く私がいました。


つまり、
心を開くことができたら、
人は無限の可能性に満ちている
潜在能力を活用することができるんです。


そして、
その潜在能力を活用するには、
「安心・安全」であることが
とっても大切なんです。


よく新人の看護師について、
「自分の意見を言わない」
「覇気がない」
「何を考えてるのか、分からない」
なんて言っている先輩看護師がいます。


そんなとき、
新人の看護師さんが
「心を開ける」職場かな!?


新人の看護師さんにとって
この場所は
「安心・安全」かな。


新人看護師さんのポジションに立ってみて、
自分の職場を見てみませんか!

「安心・安全」が可能性を引き出す鍵
2018/8/18
あなたの "専属らいふコーチ" 川島初代