看護師をやっていた時に、
まわりのスタッフから言われたことがある。
毎月の勤務表をもらって、
一緒の日勤とか夜勤だったら
ホッとする。
うん?
そう言ってもらえるのは嬉しい。
実はどこの職場にもあるかも知れないけれど、
特に病院の夜勤とかは組む相手によって
覚悟がいる、気がする。
救急外来の夜勤とかにも
同じような経験がある。
これには色んな意味合いが含まれる。
医療や看護の現場だと
緊急度とか重要度を瞬時に判断しながら、
予測をたてながら仕事をやらないといけない。
昼間ならたくさんのスタッフがいるので
どうにかなるケースでも、
夜勤だと2人とか3人で
乗り切らないといけない。
一蓮托生?
だから技術や知識のみでなく、
なんといっても経験とか人間性が優れた
スタッフ同士だと流れるように
あうんの呼吸で仕事ができる。
それと大切なのが
緊張感とユルさのバランス。
だって緊張感の漂う相手と
一晩中一緒の夜勤なんて、
勤務表見た段階で
どうやって夜勤を代わってもらおうか?
算段するというスタッフまでいる始末。
看護の仕事ということで緊張するし、
夜間に起きているということで
自律神経のバランスが乱れるのに、
対人関係でまで自律神経が乱れて
ミシミシと体と心の壊れる音が聞こえそう(。>д<)
で、どうして私が相手だと
ホッとするのか?
私は無意識だったけれど
口癖が「まあ、ええんちゃう?」
らしいのです。
100点満点でない。
(仕事はちゃんとしますよー!)
一緒にいて気楽。
らしいのです。
私は多少ひねくれた性格のため、
自分の心を全てさらけ出している訳ではないが、
心は開くようにしている。
特に弱点とか失敗談、
墓場まで開封できないような
若気の至りもたくさんある。
惜しみ無くとまではいかなくても、
自分の弱点とか悪い点とかを出すのと、
「まあ、ええんちゃう?」
というユルーい口癖が
相手が入り込みやすい隙になっているらしい。
隙は隙間となり、
要は入り込みやすいらしい。
私的には結構分厚い鎧を身につけて、
寄ってこないで!
オーラを出してるつもりだったけど(^^)
職場の規模が大きくても
対人関係の最小単位は1対1です。
もし、そんな最小単位の対人関係にも
ストレスを感じて自律神経が乱れているなら、
まずは自分の体と心を整えてから
自分から心を開くと良いのでは?
その時に
ちょっとした「隙」があると
それが相手があなたの心に入り込みやすい
「隙間」になると思う。
私にとって「隙間」は「遊び心」に通じ、
それは「余裕」に通じる、かな。