私は昔から小器用で、
特に試験勉強とかは、
掛けた時間の割合からすると点数が良くて
(最近、自慢するものがないのでちょい自慢)、
友人からも羨ましがられたり、
妬まれたり。
集中力が半端ないって?
実は集中力はなくて、
どっちかというと散漫な方です。
小学校の5年生の時に、
クラスの(くそ)ガキ( ´∀`)の
執拗な苛めに辟易とした私は、
町の私立の中高一貫校への受験を決意。
私の人生で最も勉強したのが、
小学校でした。
そこで気づいたのが、
集中力が大事!と言われるけど、
集中力には限度があり
やり過ぎると飽きてくるし、
頭にも入らなくて効率的でないことです。
後で知ったのですが、
集中すると脳の同じ神経回路ばかり使うので、
脳が疲労するらしいんですね。
まあ、実体験から
集中すると飽きることに気づいた私は、
試験期間に突入すると
せっせと漫画本を買い込んできて、
ちょっと勉強すると
(せいぜい50分程度だったかなあ)、
漫画を読んでました。
なんと!うちの両親は
「勉強しなさい!」
と1度も言ったことのないんです。
(あと、結婚しろ!も)
子供の勉強に無関心で、
独自の考えがあったのかは不明だけど、
とにかく宿題をやろうが忘れようが、
成績良かろうが悪かろうが
介入してきませんでした。
だから娘が勝手に決めた
中学校の受験に関しても、
私が求めた援助以外はほぼ放ったらかしでした。
試験期間に漫画を読んでいても
叱られることもないので、
親が突然やってきて隠す!という
スリル?ストレス?
この刺激がなくてさびしいかった。
ところで人間の集中力は、
極限なら数秒、
ある程度の緊張感がある集中では
1時間から1時間30分くらいしか
持続しないことが脳科学の研究で
分かっています。
だから
「お前は集中力がない!」
なんていう叱責にはめげずに、
適宜、集中力をゆるめて、
自律神経を整えるためにも休息したり、
立ち上がったり
軽く体を動かしたりする方が
ずーと効率的なんですよ!
だから集中力よりも習慣力。
何でもコツコツと習慣化した方が、
単に時間を掛けるよりもはるかに
自分のモノになります。
私が習慣化する時にやってるのは、
次回にやることの「さわり」を
ちょっとだけやっておく、です。
一回で物事を完結させるのでなく、
次回の「さわり」に手を出すことで、
「続きから~」と
すんなりと取り組めるからです。
0から始めるのでなく、
すでに0.1でも0.2でもスタートしているので
気分的にも違うんですよね。
そうやってエンドレスに物事をやっていくと、
いつしか習慣化されて、
塵も積もればになっていきます。
脳の疲労も抑えられます。
酷使して脳の神経細胞が
壊れても意味がありません。
私が看護学生の頃は、
壊れた脳の神経細胞は再生しないと
習ったのですが、
最近の研究では再生するヤツも
あるらしい。
それでも、
限りある脳の神経細胞は
大切にして、
アルツハイマーとかに
ならないように気をつけないと
いけませんね。
その為に、
「今」やりたいこと!を
短期集中でやる!の習慣化!
よかったら試してみてね(^^)d