私にとっての幸せについて考えてみる




今日のNHKの番組で、
20代から30代という若い世代の
癌患者さんが
取り上げられていました。


若くして乳癌となって
乳房全摘出したり、
抗がん剤や放射線治療するだけでも
心身の負担やストレスになるのに、
不妊症になる危険性を指摘されたり、
若いから治療が楽だろうという
偏見に晒されたり。



言う方は悪気がないかも知れないけれど、
どうしてもっと想像力を働かせないのかな?
と思ってしまいました。



私も20代で病気をして、
医師から妊娠は諦めるように
説明を受けました。



あっさりとした説明で、
「でも、ホルモンバランスに良いから、
ボーイフレンドは作りやね!」
と、あっさり言われました。



あまりのあっさり加減に、
思わず笑ってしまいました。



今も昔も本が好きな私は、
ダーウィンの進化論について
考えたことを思い出しました。



種の保存が出来ない私は
人間として出来損ないかな?



いや、きっと、
育児をする時間やエネルギーを
他に使えということなんや!



前向きやったなあ(^^)



でも、
国家資格に合格して看護師になると、



「あなたは子供が居なくて楽してるので、
日祝日の休みは子供がいる人に
譲ってやるように。」
と言われました。



ほー!
彼らから見ると不妊の女性は、
種の保存に貢献してないから
休みも自由にもらえないのか~。



何かそう言われながら、
子供の頃に読んだ漫画を
思い出していました。



子供を産めない女性は、
戦闘要員となって男性と一緒に
戦っていました。



必ず物事には意味があるし、
自分の存在理由もあります。



私は戦いはしないし、
種の保存にも貢献出来ないけれど、
彼女たちの子供が
安心して暮らせる社会を作ることも、
生物として種の保存に貢献してる!



幸せのお裾分けが出来ている!
と捉えていました。



いたって前向き(*´∀`)



だって、
安心して暮らせる社会を作る、
そして存続させていくことが、
幸福の土台になりますものね!



ところで、
織田信長の生きていた頃は
「人生50年」でした。



それが今では、
「人生100年時代」です。



2016年、
65歳以上の人は総人口の27.3%。



3人にひとりが
おじさん、おばさんです。



定年退職して自由に使える総時間は、
働いてきた総時間よりも長いそうです。



生物としての、
種の保存という生きる目的が
無くなったら、
何を目的にして生きるか?



いかに生きがいをもって
生きるか?



何をもって幸せというのか?



伊藤 裕さんの「幸福寿命」という本に、
「幸福」を得るための
「トップダウン方式」について
書いてありました。



幸せになるために、
健康でいる、
お金を儲ける、
仕事をうまくやる、
愛しい伴侶を得るという、
色んな要素を積み重ねても(ボトムアップ)
幸せには到達しない。



そうでなく、
幸せになったら、
健康になる、
お金が儲かる、
仕事がうまくいく、
愛しい人が見つかる、
とあります。



つまり、
幸せそのものを追いかけていたら、
幸せなことが
次々と自然に起こるというのです。



まさに「幸せ」をイメージしての
引き寄せてますよね(^^)



伊藤さんの本を読みながら、
ふと思った。



子供がいなかった為に
育児以外のことに幸せや価値を
見いだしてきた私は、
子供が成人して自分の手から離れて、
人生の後半戦をひとりで
(もしくは夫や妻と)
愉しむ方法を知らない人にとっては、
よきアドバイザー違う?
と思いました(^^)d



とことん前向き(^^)/



世間の常識なんか気にせず、
自分が愉しいなあ~
おもろいなあ~。



そんな感情や直感に素直に従って、
幸せを見つける。



おひとり様 万歳!



種の保存とか関係なしに、
自分のわがままで生きる。



愉しい人生の後半戦の始まりです。



※参考文献
伊藤 裕 幸福寿命
午堂 登紀雄 年収1億の勉強法 年収300万の勉強法


猫の生き方を見習うと案外、簡単に幸せが見つかる
2018/10/25
あなたの "専属らいふコーチ" 川島初代