声は出ないけれど、
鼻歌は何かいい感じ。
秋の空が高くて、
上昇気流があるのかしら?
鳥が旋回しながら舞い上がっている。
今日は、死ぬにはちょうどいい。
そう思える日が年に数回ある。
今日もそんな秋日和。
「そろそろ逝くからね!」
静かに目を瞑って、
腹の上で手を組む。
私が呼びつけた友人たちに、
別れの挨拶をする。
静かに時間が過ぎていく。
「逝ったか?」
と神妙な面で私の顔を覗き込む友人ども。
大きな声で「もう、いいかい?」
とは聞けないので、
私の胸が上下しているか
じーと凝視している。
視線を感じるので、
落ち着かない。
ちょっと息を止めてみるけど、
まだ、心の臓が動いているのか、
息苦しくなる。
おぶおぶ
ふと行きつけの喫茶店で
もらったチケットを使ってないことに気づく。
1回ランチすると1枚もらえる。
確か20枚はあったはず。
おもむろに起き上がり、
「またにする!解散!」
・・・・・・
先日、愉しく会話をしたので
後遺症?
声が出ません(^^)
若い頃に頚の骨を折って、
腰の骨で繋いだけれど、
がっちり固定し過ぎて首は上下しないし、
あの医者どもは私の神経を傷つけたのか、
顔から頚が年中ビリビリ。
話した時間の倍は
声帯を休めてあげないと声が出ない。
その分、ひとりで思索できるので、
案外giftかも。
張り切って声帯を酷使したあとは、
無声smile(*´∀`)♪
あなたには、
「死ぬにはちょうどいい!」
と思える瞬間はありますか?
それって、
幸せな時間を過ごしている証拠です。