介護は続くよ~いつまでも

頑張る自分を俯瞰してみる


寝不足で空回り。


カランカランいってます。


元看護師の私。


プロだって疲れたら視野狭窄になります!


いや、プロだからこそ
意外と偏った常識にとらわれて、
身動きできなくなる恐れもありそう。


それに自分はできる!
いや、やらねば!
成せば成る!


そんな思い込みも強い。


もちろん己を信じて、
無限の可能性やパワーを引き寄せるのも
良いかもしれません。


でも、介護をしていて最近気づいたのは、
寝不足による慢性的な疲労で
ヘロヘロしている時には、
ポジティブやらネガティブやら
むやみやたら引き寄せてしまう。


重たくて動けません!Σ( ̄□ ̄;)


たぶん脳が疲労しており、
引き寄せの制御不能に陥り、
手当たり次第に引き寄せてますな(^^;


介護のブラックボックス状態です。


このままではブラックボックスにのみ込まれて、
自分が分からなくなってきそうです。


あかん~!


自分を客観視するために、
コーチングのワークでやる俯瞰をしてみる。


ところが、
俯瞰してるつもりがよく見えない。


あれれ?


俯瞰してるつもりの自分を
さらに俯瞰すると(ややこしい)、
ダークな色眼鏡をして、
まるでお風呂場の椅子のように
低い足台にのった私がポツン。


そりゃあ何も見えません。


思いっきり視野狭窄。


自分の気持ちが高まる言葉を口にしたり、
セルフコーチングをやってみるが、
脳が疲労した状態だと余程修行した住職とか
ヨガのプロとかでないと、
体も心も空になってゆるむのは至難の技です。


たかが自律神経と思うかも知れませんが、
自律神経のバランスの乱れは
正常な感情も思考も狂わせてしまいます。


そんな状態を無視したり放置すると、
心が病んできます。


自律神経が乱れてると察知した時、
私が自分と向き合う為に活用しているのが、
マイコーチとの対話の時間です。


現在は2週間毎にセッションを受けてるので、
私的にはちょうど落ちる前、みたいな(^^)


毎回、コーチングの度に
介護の話をするわけではありませんが、
コーチと話すことで、
時差ぼけならぬ介護ボケ?
でずれた己の軸が定まってきます。


ぐぐっと視界が晴れるみたいな。


面白いもので自分の軸が定まってくると、
ちょっとやそっと押されても、
フンムと踏ん張りがききます。


マイコーチの溢れんばかりの
慈愛に満ちたコーチングで癒されると、
前向きなことを考えるゆとりが出てきます。


マイコーチは絶対に慌てさせません。


もちろん私の状態が良くて、
リソースフルな時には尻を叩いてくれます(^^)d


でも、ちょっと勇気が減っている今は、
自分自身と足並みを揃えてゆっくりと
進んでいきたいという
私の意思を尊重してくれます。


エネルギッシュな人から見たら
「もっと動けば!」
と言われそうなスローペースですが、
昨日よりも今日、
そして明日と確実に進んでます。


失速しない、止まらないが大切。


1度止まると、
初動には凄いエネルギーが要ります。


だから、ゆっくりでも動いていることが
大切と思ってます。


「私も介護しながらやってるよ!」とか
「どうしてもっとやらないの?」
「頑張って!」
‥などの励ましのメールを頂くこともあります。


メールを書いている人は悪気はなくて、
本当に励ましているつもりなんでしょうね。


感謝してますよ!


でも私は、
しんどい時に頑張れ!
と言われると、
頑張ってないという前提があって、
もっと頑張れと言われているみたいに感じます。


心にゆとりがなく、
疲れている証拠(-.-)


言葉って良くも悪くも力を持っているので、
口から発する時には
慎重さが要求されると思います。


考えすぎると何も喋れなくなりそうですが、
言葉って勇気をくれるけど、
勇気を削ぐこともあることを肝に命じてます。


ではどうするか?


簡単な方法は
「ゆっくりと話す」です。


早口なお前が言うか!
と言われそうですが、
ゆっくりと話すことを意識するだけで、
不用意な発言が減るんですよね。


しっかりと自分のなかで反芻してから、
思いやりを込めて口から発する。


早口が個性だった私も、
この1年で飛躍的に話すのが遅くなりました。


ゆっくり話すは
介護をしている時にも有効です。



「手伝って!」
と親父さんが呼んでる。


部屋に行くと、
着替えようとズボンを脱いだはいいが、
上着が脱げなくて困ってる
紙パンツ姿の親父さん。



「何やってんの!
今日はデイは休みやろう!
さっきも言ったのに!!」


以前なら
早口で捲し立てていた私(#`皿´)


同じ台詞でも早口とゆっくりとでは、
気持ちや感情まで違ってくるんですね。


早口だと吼える鬼娘な私。


ゆっくりだとユーモラスな私。


それにゆっくり話す人って、
自律神経のバランスも整ってるので、
端から見たら
落ち着いた美人に見えませんか(^^)


そうなんです!
普段何気なくとっている行動を
変えるだけで自律神経の乱れが改善されて、
凄く楽に生きられるんです。


でも、普段何気なくやってる行動なので
自分では気づきにくい。


そんな時に活用して欲しいのが、
体のことにも詳しい
元看護師によるらいふコーチング(^^)d


コーチングを日常に取り入れるのは
ちょっと(-_-;)
という方も多いし、
そもそもコーチング自体を
知らない人が大半です。


でも、イライラと怒りっぽい自分に凹むより、
コーチと一緒に介護の話をしたり
生活を見直すことで、
もっと笑顔で介護も自分の人生も
楽しむことができます。


多少費用も掛かるけど、
ストレス解消のために
知らないうちに無駄遣いしてたら、
そのお金でコーチングを
日常生活に取り入れるのも
あり!ですね(^^)


私たちには
それだけの価値があるんだから!


※参考文献
小林弘幸 人生で一番役に立つ「言い方」

カードを使ってセルフコーチング
2018/10/30
あなたの "専属らいふコーチ" 川島初代